ジュエリーやアクセサリなどの商品撮影する機械のある方には便利だと思います。
オークションの出品など物撮りでよく使用する簡易タイプの撮影スタジオは、周りを白い紙やトレーショングペーパーで覆うものが多いと思います。私も『
自作した簡易的な撮影スタジオ』を使用することが良くあります。これは被写体に対して光を複数の方向から当てて、コントラストを低くしたり、影の部分を弱くすることが目的です。
ほとんどの被写体には、この方法で概ね綺麗に撮影することができるのですが、ジュエリーやアクセサリーなどは、光を複数の方向から当てると、なんだか安っぽく写ってしまうことがあります。
そこで、光を回さない遮光タイプの簡易撮影スタジオを自作してみました。

前回の記事で
『このねじ込み式フード、アクセサリーの撮影をするときの写りこみ防止用に購入したのですが、その使い方は、また後ほど紹介いたします』と予告(?)していましたが、時間がなくて更新できてませんでした。
もうタイトルを見れば分かると思いますが、アクセサリーや腕時計など、いわゆる光り物を撮影するときに、撮影者自身の姿が写りこむのを防ぐ『
忍者レフ(アマゾンにリンク)
』を自作してしまおうと言うものです。
市販のレフ板ホルダーは簡単な構造のわりには高いので、購入するのを躊躇しています。そりゃぁまぁ専用の道具なので使いやすいのは間違いないと思いますけどね。で、先日、カメラ屋さんをぶらついていたら、こんな品物を見つけました。
『
背景用紙を工夫しよう-グラデーションペーパーの勧め』では、背景を単なる白とか黒だけじゃなくて、写真用のグラデーションペーパーを利用すれば、写真の出来栄えが格段に良くなることを紹介しました。
グラデーションペーパーは目が飛び出るほど高価ではありませんが、出品する品物によっては、予想される落札価格よりグラデーションペーパーのほうが高くなってしまうこともあると思います。
そこで、自分でグラデーションペーパーを自作できないか試してみました。といっても、我が家にあるプリンターは写真画質とはいえ、最大でA4サイズまでしかプリントできません。指輪とかミニカーなどの小物であればA4サイズでも、十分な大きさですが、汎用性を考えると、もう少し大きい最低でもA3サイズぐらいが欲しいところです。
とはいえグラデーションペーパーを安くプリントすめたにA3サイズのプリンタを購入するのは本末転倒なので、いろいろと探してみると、とても便利なサービスを見つけました。
それは、ローソンのカラーコピーサービスです。今まで全く知らなかったのですが、最近のコンビニのカラーコピーというのは、とても進化していて、メモリカードやUSBメモリに格納されたjpegやPDFのデーターをその場でカラープリントできるのですね。
詳しくはローソンのWebサイトにある
メディアに保存されているファイル(PDF/JPEG)をコピー用紙にプリントできます。 をご覧ください。
というわけで、Photoshopでグラデーションデータを作成して、近くのローソンでプリントアウトしてきました。

価格は、黒色の単色で作成した白から黒のグラデーション用紙が1枚20円、青とピンクのカラーで作成したものがグラデーション用紙が一枚80円でした。
オークションのために商品撮影(あるいは物撮りとも言う)をしていると、レフ板を支えたり、背景紙を吊り下げたり、ディフューザーを固定したり・・・手がいくつあっても足りません。
そんなとき、市販の目玉クリップを改造すると便利です。

見ればわかりますが、今回も作り方はとても簡単です。