AdobeのPhotoshopCS3とCS4からアップグレードしていない方は要注意です。Adobeのアップグレードポリシーが変更になって、PhtoshopCS6からは直近のバージョンからしかアップグレードできなくなりました。

アップグレード料金が高いから、一つおきとか、二つおき毎にバージョンアップしている方は多いと思うのですが、CS6からは、CS5からしかアップグレードできなくなります。CS3およびCS4のユーザーの方は、2012年12月31日まではCS6にアップグレードできますので、まだアップグレードをしていない方は、急いでアップグレードすることをお勧めします。
それにしても、CS6のパッケージは鱗だらけの半魚人みたいで不気味ですね。
このデザインをした人物のセンスを疑います。(^^;)
PhotoshopCS6 Windows版
PhotoshopCS6アップグレード Windows版
自作グレースケールカードを使用したホワイトバランスの調整の「その2」です。
検索サイトからお越しの方は、
こちらの1つめの記事からお読みいただけるとわかりやすいです。
トーンカーブを利用して2つめまでの調節と同様に、3つめの値を入力します。
オークションに出品するための商品撮影では、できるだけ正確な色になるようにホワイトバランスを調節しています。そのためには、撮影時にカメラのこちらの記事に紹介した
18%グレー標準反射板を利用してマニュアルホワイトバランスをきちんと調節するか、あるいはこちらの記事に紹介した
自作グレースケールカードを使用してホワイトバランスをレタッチで調節することが必要になります。
今回は、自作のグレースケールカードとPhotoshopを利用して、勘に頼らないホワイトバランスの修正方法を紹介いたします。
まず、最初に自作したグレースケールカードを出品物と一緒に撮影します。
AdobeのPhothoshopCS4の新機能である被写界深度の拡大機能を試して見ました。
本家Adobeの新機能の紹介は
こちらです。
まず最初に被写界深度とは、写真を撮影したときにピントが合う前後の距離の事を言います。
厳密には、ピントはフィルム(あるいはCCDなどの撮像素子)から、特定の距離にある一点にしか合いません。ところが、ピントが合っていなくても、あっているように見える前後の範囲というものがあります。
それを被写界深度と呼び、カメラのレンズの焦点距離が短いほど、絞りを絞り込む(F値を大きくする)ほど、被写体から離れて撮影するほど、その被写界深度は大きくなります。
逆にいうと、レンズの焦点距離が長くて、被写体をレンズに近づけて大きく写すほど、被写界深度は小さくなり、ピントがあっているように見える前後の距離は小さくなります。
被写界深度と絞りの関係については、過去の記事にある
商品撮影は絞りを活用する-被写界深度の紹介商品撮影は絞りを活用する-続被写界深度の紹介商品撮影は絞りを活用する-続々被写界深度の紹介を参考にしてください。
さて、オークションに出品するときの商品撮影で、特にミニカーなどの小物を出品するときは、出品物の詳細がわかりやすいように、できるだけ被写体に近づいて大きく写す必要があります。
たとえば、下の写真のようなおもちゃを出品する場合を想定してみましょう。

このパジェロのおもちゃは全長が10cmぐらいで、撮影はデジタル一眼レフのα700を使用して撮影しました。使用したレンズの焦点距離は105mmで、35mmフィルム換算で157mmになります。
レンズの先端からおもちゃまでの距離は40cmほどです。